音源

SC-8820.jpg

主な仕様

SC-8850の廉価版。
この音源と同性能の物にオーディオ機能を付けたSC-D70や、鍵盤を搭載したSK-500も存在する。
※とても似通っているので、音色マップはSC-8850マップページを参照のこと。

※VSTi音源としてのちにSound Canvas VAがダウンロード販売されている。

前面パネルの簡素化、パート数の減少、音質の劣化、USBのみで給電可能というところがSC-8850との違いだ。
若干SC-8850からは音色マップが変更になっていて、完全な互換性はない。
(※SC-8850で新たに追加された3,4ボイス仕様の音色が2ボイス仕様になっていて、ステレオ音色がモノラル音色に戻っている)
(ただ、それでもSC-88Proとは音が微妙に異なるため、SC-88Proマップでも全く同一の再生は難しい。)

ユーザードラムセット・ユーザーインストも扱えるが、電源を切る、またはGSリセットなどの初期化命令を受信すると現在の設定は全て失われる。
リセットがかかるので、ユーザードラムセットを使用した曲を続けて再生させても、発音しないor音がおかしくなるということはない。
その弊害として、ドラム・インスト設定のエクスクルーシブを全て送信する必要がある。
(SC-88Pro,SC-8850では、別のドラム設定を受信するかドラムのみの初期化でリセットする。)

※付属のGSアドバンストエディタがWin9Xでしか動作しないため、エディットする場合別のソフトを使用する必要がある。
※ただしver4.01であれば、管理権限でVista以降も実行可能。(普通に実行すると、midiポート初期化エラーで毎度落ちる)

細かい話、エレメントリザーブ(各トラックの優先具合)、ポルタメントパラメータの利き具合がほかと異なる気がする。
USB接続であっても、MIDI THRUは可能である。

音色面ではベースのSC88proに8850から足りないものを持ってきた感じ。
なのでカットノイズ・オギャー・乾杯トクトク・汽車ポッポはあれど、クラッシュシンバルとかは88proと同じ様子

※全体的な仕様はGSだが、ポルタメントの設定に関してはSD-90などと同じGM2規格の仕様なようだ。

仕様表記が8850,8820の2種で異なる音色([Pro]の有無など)

MSBPC音色名88508820
01Piano 121
241Piano + Str.32
02Piano 242
04Honky-tonk22
84Honky-tonk 222
07Harpsichord11
167Harpsi.w11
247Harpsi.o22
08Clav.11
248Clav.o22
011Music Box11
015Tubular-bell11
016Santur11
023Harmonica41
049Strings42
249ChamberStr?42
2449Velo Strings42
3249Oct Strings142
3349Oct Strings242
050Slow Strings21
150SlowStrings221
057Trumpet11
058Trombone11
059Tuba11
069Oboe11
072Clarinet11
0105Sitar11

ほか…
P:10(Hip Hop)のタムがJazzタムと書かれているが、実際に鳴るのはProマップ同様のTR-909タムである。
GSAE4の値(8850)と8820から受信した一部ドラムセットの数値が多少異なる。
※No.20,21のキック、89〜96のスネア、各ハイハット・シンバル・タムなど。

※SC-8820マップ,SC-88Proマップによる違い
STANDARD1,ROOM,HIP HOP,JUNGLEにおけるスネアドラム。

対応OS

シリアルケーブル接続の場合のみ

USBケーブル接続の場合

スペック

GMGM2GSフォーマット対応(隠しXGモードあり)

パート数

32(Ax16,Bx16パート(メンバー))

最大同時発音数

32音、64ボイス

本体メモリ

エフェクト

ディスプレイ

インジケーター(パワー・USB・パートAB)

接続端子

電源

DC9V(ACアダプタ) または USBバスパワー
※ただしアダプタを使わないと、いつの間にか電源が切れていることがある。

消費電流

400mA

最大外形寸法

208x159x37 mm(SC-88Proの半分くらい)

重量

400g

参考価格

2万円前後(生産終了)、説明書なしで1万円前後

主な所有者 *1


*1 持っている方は追記をお願いします。

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