[[Xを活用する]]

Registered Parameter Numberの略。~
MIDI規格で機能が定義されている拡張パラメータ。

*概要 [#x3203dab]
使用に当たってはRPN(X100,X101順番はどちらからでもよい)を送信し制御するパラメータを指定します。その後、データエントリ(X6,X38)で指定パラメータの値を指定します。いったんRPNのパラメータが指定されるとその後、同一メンバーで受信するデータエントリーはすべてそのパラメータに対する値の変更を見なされます。誤作動を防止するために必要なパラメータとその値の設定が終わったら、RPNヌルを設定することが推奨されています。

**RPNヌルとは [#v2a5c65f]

 X100=127
 X101=127

*主なRPN [#fe30cfb2]

|>|RPN|>|Data entry|解説|h
|~MSB|~LSB|~MSB|~LSB|~|
|00|00|mm|--|ピッチベンドセンシティビティ&br; mm:0-24,Muse初期設定値 = 24(2オクターブ)&br; LSBは無視します。&br; なお、この値を変更した場合[[U]]での指定幅が狂います。|
|00|01|mm|ll|マスターファインチューニング&br; mm,ll: 00,00 - 64 00 - 127 127 &br; (-100 - 0 - +99.99セント) &br; 初期設定値 = 64 00 (+/- 0セント)&br;|
|00|02|mm|--|マスターコースチューニング&br; mm:40 - 64 - 88 (-24 - 0 - +24半音)&br; LSBは無視します。この機能に関しては[[T]]を使えばいいのではと思います。|
|00|05|mm|ll|モジュレーションデプスレンジ&br; mm: 0 - 4 (0 - 4半音)&br; ll:0 - 127 (0 - 100セント) 100/128セント/値|

*記述例 [#qefa5e68]

-ピッチベンドセンシティビティを2半音に設定します

 X101=0
 X100=0
 X6=2
 X38=0
 X100=127
 X101=127

LSB側は何を設定してもよいですが、例では0を設定しておきました。~
RPNの設定後は必ずRPNヌルを設定します。~
別途効果させたいメンバーのメンバー宣言を行ってください。

-モジュレーションデプスレンジを4半音に設定します。

 X101=5
 X100=0
 X6=4
 X38=0
 X100=127
 X101=127



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