※ { } の後ろに数字を添えると回数繰り返す。 0 を添えると演奏しない。
展開マクロは「繰り返し回数のみ」の指定になる。
$dms{d4m8s}0 ;定義マクロ ${dms}1 ${dms}2 ${dms}4 ;展開マクロ
同じフレーズの繰り返しが多いドラムパターンなどに向いている。
通常であれば、展開マクロでできる指定は繰り返し回数のみ。
しかし、定義マクロ内容を ( ) 連符で囲うことによって、音長で自在に伸縮するマクロが作れる。
展開マクロを [ ] 和音で囲うことにより、マクロに音長指定が出来るようになるだけでなく , 『再現表記』でのマクロ展開も可能になる。
$dms{(d4m8s)}0 ;定義マクロの中身を ( ) 連譜 で囲う [ ${dms} ]1 ,2, ,4,,, ;展開マクロを [ ] 和音 で囲う。再現表記で音長を指定できる。
音長対応のマクロには、音量やピッチベンドなどよく使うコントロールのパターンを定義しておくと便利。
休符で定義すれば、音程・音長に依存せずどこの箇所でも使える。
※定義マクロの内容が休符のみであるため、フィンガーは「コントロール用」と「演奏用」との2つに分かれる。
;定義マクロ $V { ( @V127 _4 @V20:2 _2.) }0 ;音量 % #A0 ;コントロール用フィンガー @P57 _1 [ ${V} ]1 ,1 ,2, ,4,,, #A1 ;演奏用フィンガー _1 d1 r m f
また展開マクロは「和音」内に収められるので、複数のコントロール設定マクロをまとめることもできる。
;定義マクロ $V { ( @V127 _4 @V20:2 _2.) }0 ;音量 $U { ( @U0 _4 @U-20:2 _2.) }0 ;ピッチベンド % #A0 ;コントロール用フィンガー @P57 _1 [ ${V} ${U} ]1 ,1 ,2, ,4,,, #A1 ;演奏用フィンガー _1 d1 r m f